クラムボンは笑ったよ

見えないもの 根っこ、端っこにあるものを描きたい

「タイヤの前輪」2021、9、8 夢で見た物語

夜中に、白い乗用車で走っていたら、突然タイヤの前輪が破れ、凄い勢いで霧吹きのように空気が吹き出して車が止まらない状態になった。私には何故かフロントから見えないはずのタイヤがハッキリ見えていた。これを不思議だとは思わずただ不安に駆られていた

 

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(イメージ画像)

気づいたら道路がロータリーのような丸く広い道路に入り込み、その正面にはトヨタビスタ(ディラー)とその駐車場あった

 

そこで車は急にクルクル回りだした。私は車から飛び出て自分の体で止めようとした。自分の命も危ないと思ったが、ディラーにツッコミそうだったので、必死に身を挺して阻止していたら、お店の前を仕切ってるコンクリートにボディが当たった

 

‥ようやく止まった。気づいたら1階のはずが2階に立っていた。そこにはいつもお世話になっている映像制作会社があって一人の女性が立っていた。見たことない女性なので新人の人だと思い挨拶しようと、顔を上げてよく見たら化粧がとても濃くて全体黒っぽい感じのケバい女性だった。その女性が「お疲れ様でした、タイヤがあんなことになるなんて大変でしたね」うっすらと微笑んで言った。「はい、びっくりしました。凄い迫力でしたよ。もう生きた心地しませんでした。こんなことって‥なんなんですかね?」ケバい女性が不敵な笑みを浮かべた。『何故この人タイヤの事知ってるんだ?』そう思ったが、今の私はそんなことはどうでもよくなり、だだ身も心も安堵して、気づけば体の力がタイヤの空気のように抜けていった‥‥