ススキになれないチガヤ
"写真ドラマ"(↑写真は、チガヤ)
※写真をジィーと眺めてから読んでくださいね♪
『ススキになれないチガヤ』
ススキにまるで似ているチガヤが言いました『ススキは羨ましいなあー十五夜の時に綺麗に供えられてる。私らチガヤは雑草、道路の脇に生えてるその他大勢役のエキストラ‥一生主役になれない、誰も注目されない』
真ん中に咲いているチガヤも言いました
『それどころか、ススキの偽物だ!って、人間にバカにされる‥何か俺ら悪いことしたか?もう劣等感だらけよ』
他のチガヤも一斉にガヤガヤガヤガヤ、チ、ガヤと不満を爆発させました
すると、角に咲いてるチガヤが急に大声で言いました
『なにぬかす阿呆ども!チガヤはススキと違う!ススキはススキ!チガヤはススキになれない!不満の時間で一生終わせる気か?チガヤはチガヤなんだよ!それで良いじゃんか!』
その一言で不満はたちまち消えました。どうやらチガヤは自分を取り戻せたようです。その後、親しまれる雑草になっていったそうです
物語は、おしまい
はらだ けんじ
※もう一度、写真をジィーと眺めてみてください!チガヤのそんな声が聞こえてくるでしょう
それでは、チガヤとススキのことを記した文章を一部引用させて頂きました!どうぞ!
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【チガヤ】(千萱、茅、白茅、Imperata cylindrica)は、単子葉植物イネ科チガヤ属の植物である。日当たりのよい空き地に一面にはえ、細い葉を一面に立てた群落を作り、白い穂を出す。かつては食べられたこともある、古くから親しまれた雑草である。
【すすき】
魔除けとしてのすすき
古くからすすきは神様の依り代と考えられていました。茎が中空(内部が空洞)のため、神様の宿り場になると信じられていたのです。また、すすきの鋭い切り口は、魔除けになるとも考えられました。そのため、お月見のすすきには悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められています。地域によってはお月見に飾ったすすきは捨てず、庭や水田に立てたり、軒先に吊ったりして、災いから田や家を守る風習が今でも残っています。
🍀🍀🍀🍀
以上です!
尚、下記↓から一部を引用させて頂きました
ありがとうございました!